# アカウント作成
普段使い用のアカウントを作成する。
初期ユーザーだけで使ってもいいが、設定をミスったときや xrdp
を使用した際に同時ログインができないといった
障壁にぶつかりかねないので、2つあったほうが後々便利な気がする。
# ユーザー作成
コマンドでユーザーを作成する。
# アカウント作成
$ sudo adduser <ユーザー名>
=> パスワードを入力
=> 追加情報は入力の必要無し
参考: Ubuntu 20.04 : 初期設定 インストールと設定 : Server World (opens new window)
# sudo グループに追加
作成したユーザーで sudo
コマンドを使えるようにする。
# グループ確認
$ sudo visudo
=> nano の閉じ方は Ctrl Shift X
=> vim の閉じ方は esc => :q
# アカウントで sudo を使えるようにする
$ sudo usermod -G sudo <ユーザー名>
# ログインしてみて管理者のみの visudo を実行してみる
$ sudo login
=> <ユーザー名>入力
$ sudo visudo
TIP
記憶だと wheel
ってグループだと思ってたけど、これは CentOS 仕様らしい。
ちなみに big wheel (大物) が語源らしい。
sudo
のほうが分かりやすいよね。
参考: wheel - セキュリティ (opens new window)
また visudo
を見てみると admin
と sudo
というグループがあった。
この admin
は後方互換性で残っているらしく、 Ubuntu 12.04LTS 以降は無視でOK。
# visudo
# User privilege specification
root ALL=(ALL:ALL) ALL
# Members of the admin group may gain root privileges
%admin ALL=(ALL) ALL
# Allow members of group sudo to execute any command
%sudo ALL=(ALL:ALL) ALL
ちなみにこれの読み方は <誰が> <どのホストで>=(<誰として>) <何ができるか>
という感じらしい。
%sudo ALL=(ALL:ALL) ALL
を解読すると、
- %sudo: sudo というグループは
- ALL: どこでも
- (ALL:ALL): どのユーザーでも、どのグループでも
- ALL: なんでもできる
という要するに管理者って意味ですね。
これはめっちゃ細く設定できるので、サーバーや制限ユーザー作成時にはちゃんと設定すべしな気がした。
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